竹は農地を荒らす厄介者の一方で、土づくりで重要な土着菌の宝庫であり、天然の抗菌力や薬効などを備えた、生命力にあふれた植物です。「里山の夢」のお米作りでは、里山の整備で伐採した竹を粉末にし、独自の技術で牛堆肥と混合し、発酵させ、田んぼに散布しています。竹粉を利用することで、お米の旨味の決め手となるリン酸の吸収が促進されるとともに、微生物の働きが活発になり土壌が改善され、保肥力も上がります。
竹を伐採し粉砕
堆肥センター
自慢の竹粉肥料
食味値は専用の分析器で、食味の指標となるアミロース、タンパク質、水分の含有量と食味点数をすべての圃場で測定します。基準の食味値以上の良質米のみを厳選し、ブランド米「里山の夢」として、消費者の皆様にお届けしています。
「里山の夢」のお米は通常米で食味値80点以上、プレミアム米では食味値85点以上と極めて高い基準を設けています。さらに「安心!広島ブランド」特別栽培米の認証を受け、農薬、化学肥料を慣行栽培の50%以下に抑え、安心安全なお米として栽培しています。
また、持続可能な生産方式として、エコファーマー認定も取得し、環境にやさしい農業を実践しています。
高島屋大阪店でも試食販売を実施!
山内自治振興区米つくり研究会のメンバーによる試食会の様子